
「保険治療だと銀歯になってしまう…」 「白い歯にしたいけどセラミックは高額だから…」
そのように歯科治療を悩んでいる方がたくさんいらっしゃいます。
しかし、「CAD/CAM冠(キャドキャム冠)」と呼ばれる白い歯が、2020年、2022年の保険制度改正によってほとんどの歯に保険適用されるようになりました。
見た目の美しさや金属アレルギーが気になる方は、ぜひ堺市南区の当院にご相談ください。
白い歯の保険適用の範囲
2020年9月1日から白い歯「CAD/CAM冠」の保険適応の範囲が拡大され、前歯の治療においても可能となりました。
保険適用となる範囲は次の通りです。
さらに2022年4月の保険制度の改定で、部分的な詰め物(CAD/CAMインレー)も保険が適用になりました。
- 上下の第一第二小臼歯(前歯から4番目、5番目の歯)
- 第一大臼歯(前歯から6番目の歯)※
- 前歯(中切歯、側切歯、犬歯)

CAD/CAM冠とは白いかぶせ物で、以前は保険適用外とされていました。
しかし、2014年に健康保険に導入され一部の歯に、2020年4月・9月の改正でほぼすべての歯に適用することができるようになったのです。
ただし、第一大臼歯(前歯から6番目の歯)は金属アレルギーの診断が必要になります。第二大臼歯(前歯から7番目の歯)が上下左右4本すべて残存していて、しっかり噛み合っている場合であれば、金属アレルギーがなくとも下顎の第一大臼歯も保険適用となります。
白い歯「CAD/CAM冠」の特徴

- 素材はハイブリッドセラミックを使用
- コンピュータにより設計・製造
- 金属アレルギーの心配がない
白い歯「CAD/CAM冠」の素材は「ハイブリッドセラミック」と呼ばれるもので、セラミックとプラスチックを混ぜ合わせたものです。
CAD/CAMシステムと呼ばれるコンピュータによって設計を行い、3Dプリンターによって材料を削り製造していきます。
面倒な型取りは不要ですので、短い時間で精密度の高い歯を作ることができます。 また金属アレルギーの心配がありません。
従来の銀歯をCAD/CAM冠に変更することによって、金属アレルギー症状などが改善した例が多数報告されています。 。
CAD/CAMとオールセラミックの比較
条件が揃えば、保険内で白い歯にできるのは魅力的なCAD/CAM治療ですが、 自費のオールセラミックと比較すると、全てにおいて劣ります。 オールセラミックの費用負担は大きいですが、長期目線を考えると、 審美的な見た目だけなく、長持ちしやすく、口腔内の衛生面でも優れている素材ですので、選択肢の一つとしてご検討してみてはいかがでしょうか。
項目 | CAD/CAM | オールセラミック |
---|---|---|
耐久性 | 5年前後で劣化する | 10年以上もつ |
審美性 | 色にこだわれない | 色を選択できる |
衛生面 | 汚れが付きやすい | 汚れがつきにくい |
費用 |
白い歯の治療を考えているのなら当院へ
- 白い歯「CAD/CAM冠」の取扱医療施設
- 保険適用なので安価でできる(約6,000円:3割負担の場合)
- 治療期間が短かい

白い歯「CAD/CAM冠」はどこの歯科医院でも治療できる訳ではありません。
当院では厚生労働局への申請を済ませているために、白い歯「CAD/CAM冠」の取扱いが可能です。
保険適用外であるセラミックに比べて安価で治療することができ、約6,000円(3割負担の場合)となっています。従来の銀歯は約3,500円(3割負担の場合)ですので、品質や見た目、美しさを加味すれば、とても安価であると言えます。
コンピュータによる設計・製造になり、通常の手作業による治療と比較すると、短期間で治療できることもメリットでしょう。
堺市で白い歯の治療を考えているのなら当院へご相談ください。